他宗教、他教派と、プロテスタントの違い

宗教は世界に多くあります、皆同じではありません
 世界には多くの宗教があります。中には独善的で暴力や強制力を用いるオーム真理教(アレフ)や、統一協会などもあり、また、イスラムやユダヤ教の過激なあり方から、「一神教は原理主義的」という説も流れました。一神教といってもさまざまな宗教があります。力による拡張や、世界的変動、社会的支配を目指すものもあるし、「愛」を中心にして、神の平和を求める宗教もあります。私たちは極力誤解をさけ、思い込みを解きほぐすように努力しますが、他の宗教を攻撃したり、敵対しようとは考えていません。それぞれの信じている宗教の中に「世界を生かし、人間を生かす方向があるよう希望します。

キリスト教はイエス・キリストを中心にしています 
それはイエス・キリストが人間となられ、人間として生き、人間として、人間のために死んだからであり、「神」を何よりも直接にあらわし、神の働きをされた「神」そのもの――三位一体の神だからです。
 キリスト教の神は、三位一体の神です。
①世界を創造し、子なるイエス・キリストをこの世に派遣し、人間を新しく生きるようにした父なる神。
②父なる神の独り子で父からこの世界に派遣され人間のために死んだイエス・キリスト。
③父なる神・子なるイエス・キリストと共にあり、信じる人間を導き、力と、支えを与える聖霊の神。の三位一体の神です。

 キリスト教はこの神を信じ、「神は愛です」と高らかに証言している宗教です。ただし、社会的・世俗的「宗教」ではなく、現実に存在し、今生きている神に従う群れと自覚しています。
 プロテスタントとローマ・カトリックの大きな違いは、ローマ・カトリックが・典礼(礼拝・儀式)・伝統(カトリックの歴史、伝承、マリア信仰など)・職階(ローマ教皇を頂点とする組織的・聖職制度での地位的在り方)を持ちつつキリストの福音を中心としているのに対し、プロテスタントイエス・キリストの福音(神の御国の喜ばしい訪れ)を中心としていることです。もう一つは「聖書のみ」と、聖書の重要性を特別にしていることです。
 これは、ごくごく大雑把な説明ですから、それぞれの教会で実際に接しながら理解を深めないと、様々な誤解を生みます。カトリックとプロテスタントは敵対しているのではありません。むしろ、制度やあり方は違いますが、同じ神を信じる兄弟姉妹的な関係と考えてください。