坂のとちゅうから 2016.8.21

坂の途中から 2016. 8・21

✤今日の説教題は「貪欲について」、めったにお話ししないド
ンデン返しのようなところがあります。皆さんは「貪欲」を善
い意味の言葉に置き換えるとしたら何という言葉にしますか。

主イエスがたとえ話として語る「畑を持つ金持ち」の「貪欲」
はどこにあるのか。私は本格的貪欲とはずいぶん違うように読
みました。元の題は「貪欲に用心し」でしたが、このように変
えています。


キリスト教国ドイツが国教を廃止した時の大変だった状況は
今も尾を引いています。教職(牧師)は国家公務員でしたが民間
人になり、経済的大圧縮で任地を失う牧師が多かった一方、任
地についた牧師は一人当たりの担当地区があまりに広く、駆け
まわって各地の教会を回り、牧会し、疲労困憊する牧師、病に
倒れた牧師が多かったようです。


✤現在の日本のキリスト教状況をご存知の方も多いでしょうが、
長期的に見るとこの数年でもう一度立ち上がらないと……が各
地で見えて来ています。単なる自然現象的な教会員減ではなく、
高齢化による教会維持がとても厳しくなっています。私たちの
教会も客員の方々高齢化がありますが、一方、一般の人々に向
かって具体的な伝道活動をしなければならないと実感し、切実
に祈っています。


✤潜在的にキリスト教の救いを求めている人々の数は増えてい
ると言われています。豊橋東田教会でも、そのような方々との
接触はあり、何とか日曜礼拝や木曜会におさそいしていますが、
残念ながら中々その方々の意志・意欲、そして、タイミングが
合いません。


✤今日の礼拝では関連してローマの信徒への手紙5章3節から6
節を説教の中で朗読しますので、以下に引用します。お用い
ください。


✤5章3そればかりではなく、苦難をも誇りとします。私たちは
知っているのです、苦難は忍耐を、
4忍耐は練達を、練達は希
望を生むということを。
希望はわたしたちを欺くことがあり
ません。私たちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたした
ちの心に注がれているからです。
実にキリストは、わたした
ちがまだ弱かったころ定
められた時に、不信心な者のために死
んでくださった。 
(武井恵一)