坂の途中から 2016.7・31

      坂の途中から 2016. 7・31
✤7月31日礼拝説教の〈要旨〉です。聖書はマルコ福音書4章2
節から20節、26節から34節。説教題「神の国に入れられる者」。
✤マルコ福音書4章には「種を蒔く人のたとえ」(4章1節~9節)
とその説明(13節~14節)が記されています。「たとえ」です
から分りやすいですし、そこに「説明」までついているのですか
ら、そこを読むだけで話しの内容がほぼ分ると思います。

✤しかし、今回、説教準備のため、もういちど、原典(ギリシア
語)を読んだ時、主イエスがどんなにか深い意味を込めて一言一
言お語りになっておるかに気づかされました。

✤その一つは「悪い土地に蒔かれた種(たね)」は、皆、単数形で、
各「一粒」であり、「良い土地」に落ちた種は複数形で書かれてお
り(8節)、「実を結び」(8節)、それが三十倍、六十倍、百倍にも
「なった」(8節)、どちらも(〈実を〉結び続けている)と言う、
ギリシア語の動詞(未完了過去形)で書かれています。そこまで
主イエスは意味深く語っておられるということです。つまり端的
に言って、大部分の種は「良い土地」に落ちて、実を(今も)結び
続けていると、言って下さり、悪い土地に落ちた種はほんのわず
か(原典では3粒)ですよ、とイエス様は言っておられるのです。そ
して、二十節の「説明」の箇所には「良い土地に蒔かれたものは、
御言葉を聞いて受け入れる人たちであり、たくさんの実を結ぶの
である」と。

✤その御言葉を聞いて受け入れる」こととは、まずは、キリスト
者にとって一番大事なことである聖日礼拝において、御言葉の説
明(ときあかし)の「説教」によって、たくさんの恵みの言葉にあ
ずかり、養われて、「神の国に入れられる者」となるのでありま
す。それには「信仰」がなければならないt、ルカ福音書(8章4
-15節4=マルコ福音書と同じ記事)の8章12節で「信じて救われる
こと」とが15節には「立派な善い心で御言葉を聞き、良く守り、
忍耐して実を結ぶ人たちである」と説明を加えている点は大切
です。(林 比佐雄)

✤今日の「坂の途中」は説教された林 比佐雄先生が書いて下さ
いました。貴重な説教要旨をいただき、感謝します。(武)